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SynapseRack β2.0.0 を公開しました。

by SainaKey
update release

ノード272種。 前バージョンから2倍以上になりました。

シェーダーを書く場所、プラグインを書く場所、時間そのものを素材にするノード、独自の3Dエンジン。 「シンプルながら多機能」を保ったまま、SynapseRackでできることの範囲を作り直したリリースです。

アップデート前に

  • 1.0.2 のプロジェクトはそのまま開けます。 一部のノードはレガシー扱いになり既定で非表示になりますが、既存プロジェクトの中では今までどおり動きます(レガシーモードで新規作成も可能)
  • 0.9.x からの移行には「SynapseRack Legacy Converter」を用意しました
  • Pro のログイン方法が変わります。 FANBOX支援者の方は 2026年9月30日までに Discord 認証への移行をお願いします

独自3Dエンジン — カメラもライトもノードで演奏する

Unityのカメラ/レイヤーに頼らない自前レンダラを積みました。HDR、最大8灯の自前ライティング。

時間がノードになった — Record系

  • Frame Buffer / Buffer Player: 直近の映像を保持して、逆再生・ループ・スクラッチ・ビートリピート
  • Buffer Shuffle / Granular / Frame Echo / Time Displacement: ビート同期チョップ、映像のグラニュラー、多重残像、スリットスキャン
  • File Recorder: 出力を mp4 に録画。「今の良かった」を後からさかのぼって保存できます
  • Datamosh / Mosh Live: 圧縮破壊をリアルタイムに演奏。Mosh Live はライブ入力を本物のコーデックで壊します

流れ場 — FlowField

映像の動き(Optical Flow)、ノイズ、動く図形(Field Shapes)から「流れの場」を作る新しいポート型です。

  • Flow Smear で絵の具のように流す、Displace で歪ませる、Datamosh に他の映像の動きを移植する
  • Motion Amount / Brightest Point: 映像の動き量や最明点でツマミを駆動 —「映像が映像を制御する」

フィードバック解禁 — Send / Receive

  • 配線なしでループが組める Send / Receive ノード(映像・数値)。無限トンネル、自励発振がグラフの中で作れます
  • Fx Apply: レイヤー用のシェーダーエフェクトをノードグラフの中に挿せます

Fx Editor — ブラウザでシェーダーを書く

  • 書いたシェーダーをそのまま SynapseRack の Fx として読み込めます
  • ISF対応、サンプル、共有URL、ノードUIプレビュー、ローカル保存

Apps SDK

JavaScript から SynapseRack を操作するSDKです。ノードの生成・接続・パラメータ操作をスクリプトから行えます。

MediaBrowser 刷新

  • 自然言語でクリップ検索(日英対応。「赤い爆発」「水っぽいループ」で探せます)+ 自動タグ + おすすめ表示
  • 並び替え: フォルダごとに手動順(ドラッグ)/ ファイル名順を切替。ドラッグした瞬間に手動順へ
  • 参照コピー: フォルダへのドロップは「コピー」= 同じ素材を複数のセットに置けます(実体は1つ。Alt+ドロップで移動)
  • コーデックの見える化: 再生に問題がある素材だけサムネに ⚠/✕ バッジ。ホバーで解像度・fps・尺・理由を表示
  • 取り込みは非同期+進捗表示。フォルダ取り込みはディレクトリ名のフォルダにまとまります
  • ファイルのドラッグ&ドロップを全面作り直し(外部ウィンドウ・レイヤー直・階層直・フォルダ直)

Widget Panel

細かいVJ操作のためのUIを、自分で組み立てられるようになりました。 フェーダー / ノブ / クロスフェーダー / カラーピッカー / ボタン / トグル / ドロップダウン / XYパッド / テキスト入力 / プレビュー。

ノードエディタ

  • 全ノードにライブプレビュー標準装備。ミニプレビュー+クリックで2.5倍拡大。LFOは波形スコープ、Signalは値バー
  • グループノード: まとめて畳む、Ctrl+Shift+G で解除
  • 右クリックスクラブ(インラインUIでも)、NodeListキーボードナビ、自動整列の刷新(交差削減)
  • エッジMute、まとめて移動、検索の半角/全角無視

制御系ノード

  • Curve: 自分で描いたカーブで値を変換
  • ADSR: トリガーからエンベロープを作る
  • LFO: 波形スコープ付き

入出力

  • MIDI: Windowsの再接続問題を修正、デバイス名で出力先を記憶、入力デバイスのオン/オフ一覧
  • OSC: ラーニングで割り当てを簡略化。キーボードラーニングも復活
  • 外部ウィンドウ: 操作用UIを別ウィンドウに出せます
  • 対応動画フォーマット一覧を実測ベースで公開しました

初期テンプレート4種

はじめから何かが動いている状態で始められます。

テンプレート用途
4Layerテンプレート4レイヤーを扱うシンプルな構成
2LayerテンプレートクラブVJ / DJ的なシンプルな操作向け
ジェネレータースタータージェネレーティブ寄りのVJ用
オーディオリアクティブ音声入力を使った入門用プロジェクト

エフェクトの整理

  • 新エフェクト Faシリーズ 24本 を追加
  • 旧世代エフェクトは「レガシー」に整理し既定で非表示(既存プロジェクトはそのまま動きます。設定で再表示可)
  • Shape Overlay / Shape Warp は廃止 → 後継は Field Shapes
  • エフェクト全般に画面端の扱い(Repeat / Clamp / Mirror)を追加

安定性 — 「壊れないプロジェクト」

  • Missing Node検疫: 読めないノードがあってもプロジェクトは開けます(ロスレス・Undo対応)
  • プロジェクト復元の再設計: ノード位置・接続・リソースを確実に復元。失敗したノードだけ切り離します
  • VLC再生基盤の総点検(監査45件): クラッシュ族の根絶、状態機械の整理、コーデック網羅テスト30素材×両OS
  • オートセーブと、クラッシュ時のセーフモード起動を実装
  • Undo/Redo の改善、クリップ音声は既定ミュート+Mute/音量の独立制御
  • ほか バグ修正・改善 28項目(プロジェクト読み込み、MatryoshkaFeedback のパラメータ挙動、PNGのメモリ最適化、MediaBrowserのキャッシュ、ノードデータの永続化、Ctrl+D複製、Layer系ノード、NDI/Spout/Webカメラ、MIDIドライバ、各種UI)

既定挙動の変更

  • フォルダへのサムネドロップ = 参照コピー(移動は Alt+ドロップ)
  • フォルダ削除 = 中身もライブラリから削除(確認あり。元ファイルは消えません)
  • クリップ音声は既定でミュート
  • 旧世代エフェクトは既定で非表示(設定で再表示可)

言語

日本語 / 英語に対応しています。