MIDIマッピング

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MIDIコントローラーのつまみ・フェーダー・パッドを、画面に出ているUIそのものに割り当てる機能です。 専用のマッピング表を書くのではなく、「アサインモードに入る → 動かしたいUIをクリックする → コントローラーを触る」 の3手で紐付きます。

アサインモードの全景

アサインモードに入る

メニューバーの Setting → MidiMapping

Setting メニュー

これがモードのON/OFFトグルです。ONにすると、

  • 割り当てられるUIが青いカバーで覆われます
  • MIDI Inspector ウィンドウが開きます

青くなっていない部分は、そもそも割り当ての対象ではありません。

割り当てる

  1. 青いUIをクリックします。に変われば選択できています
  2. その状態で、割り当てたいつまみを回す/パッドを叩く
  3. MIDI Inspector の Mappings: に行が増えれば完了です

Layer_0 の Opacity を選んだ状態

赤くなったUIをもう一度クリックすると選択が外れます。別のUIをクリックすれば選択はそちらへ移ります。

1つのUIに複数の割り当てを重ねられます。 選択したまま別のつまみを動かせば、2本目・3本目として追加されます(上書きではありません)。 逆に、同じつまみを複数のUIに割り当てて一斉に動かすこともできます。

割り当ての識別はチャンネルと番号だけで、デバイス名は見ていません。 2台のコントローラーが同じチャンネルの同じCC番号を送っていると、どちらを動かしても同じUIが動きます。 使わないデバイスは後述のデバイス選択でOFFにしておくのが確実です。

MIDI Inspector の読み方

アサインモード中に開くウィンドウです。上から順に、

表示内容
Assign Mode(ボタン)押すとアサインモードを抜けます(このウィンドウも閉じます)
Selected:いま選択中のUIの識別子。何も選んでいないときは No selection
Mappings:選択中のUIに割り当て済みの一覧。無ければ No mappings
OSC sources (click to assign):受信中のOSCアドレス一覧(OSCの入出力 参照)

Mappings: の各行の書式は信号の種類で変わります。

行の表示意味
CC 7 @ Ch1コントロールチェンジ7番、MIDIチャンネル1
Note 36 @ Ch1ノート36番、MIDIチャンネル1
Key SpaceキーボードのSpace(キーボードマッピング
OSC /fader [0]OSCアドレス /fader の1つ目の引数

チャンネルは1始まりで表示されます。

解除する

行の右端の × を押すと、その割り当てだけが消えます。まとめて消すボタンはありません。

アサインモードを抜ける

もう一度 Setting → MidiMapping を選ぶか、MIDI Inspector の Assign Mode ボタンを押します。 青いカバーが消え、通常どおりマウスで触れる状態に戻ります。

MIDI Inspector を × で閉じても、アサインモードは終わりません。 画面が青いままになるので、その場合は Setting → MidiMapping をもう一度選んでください。

割り当てられるもの

場所
LayerOpacity、ブレンドモード、再生/停止、シーク、速度の ÷2・リセット・×2、Beat の増減、Sync、Preview・Stretch・FadeLoop の各トグル
Global TempoTAP / −1 / +1 / ÷2 / ×2 / RST
Media Browserサムネイル1枚ずつ(8×8)と、フォルダの前後・ページの前後
Node Editor のノードSliderToggleButtonFloatStep Sequencer のマス目や再生ボタンなど
ControlPanel / Node View に出したノードUI上と同じノードでも別枠(下の注意参照)
Widget Panel置いたウィジェット

同じノードでも、Node Editor 上のUIと ControlPanel 上のUIは別の割り当て先です。 動かす値は同じなので、普段触るほうのUIに割り当てれば十分です。両方に割り当てても構いません。

値の効き方

つまみ・フェーダー(CC)とパッド(ノート)は、どちらも 0〜1 に直されてUIへ届きます。

送られるものUI側に届く値
CC 0〜1270.0〜1.0
ノートオン(強さ0〜127)0.0〜1.0
ノートオフ0.0

スライダー系はこの値がそのまま位置になります。 ボタン・トグル系は 0.5 を下から上へ超えた瞬間(押し込み)に1回だけ発火します。

弱く叩くとパッドが反応しないことがあります。 ノートの強さも0〜1に直してから 0.5 と比べているので、ベロシティが低いと押し込みと見なされません。 ベロシティ固定(フルベロシティ)に設定できるコントローラーなら、そちらのほうが安定します。

トグルにつまみを割り当てると、回す途中で1回だけ切り替わります。 0.5をまたいだ瞬間だけを見ているので、0.5以上の範囲で回し続けても連打にはなりません。

使うMIDIデバイスを選ぶ

メニューバーの Setting → GlobalSettings → MIDI

接続中の入力デバイスが1行ずつ並び、チェックを外したデバイスは完全に無視されます。 DAWの入力ON/OFFと同じ感覚のものです。

項目動き
デバイス名のチェックボックスON=そのデバイスからの信号を受け取る/OFF=無視する
Rescan Devicesデバイス一覧を今すぐ取り直します
No MIDI input devices入力デバイスが1つも見つかっていない状態の表示

デバイスの抜き差しは自動でも定期的に拾われます。挿したのに出てこないときに Rescan Devices を押してください。

同じ機種を2台つなぐと、2台目以降の名前に #2 が付きます。 名前が完全に同じだと区別できないための措置です。抜き差しで並びが変わることがあるので、 2台構成のときは片方だけを挿した状態で確認すると分かりやすいです。

このデバイスのON/OFFはプロジェクトではなくマシン側に保存されます。 デバイス名は環境ごとに違うので、.synapse を他人に渡してもこの設定は付いていきません。

パッドのグリッドをまとめて割り当てる

Media Browser のサムネイルは 8×8のマスとして扱われていて、 パッドコントローラーの盤面をそのまま重ねられます。

  1. アサインモードに入ると、サムネイルが無いマスにも [行,列] と書かれたが出ます
  2. 左上のマス [0,0] を選んで、パッドの左上を叩きます
  3. グリッドサイズを聞くダイアログが出るので、4×4 / 4×8 / 8×4 / 8×8 から選びます
  4. 指示に従って 右上 → 左下 → 右下 の3つを叩きます
  5. 4隅の並びから残りのマスが計算され、まとめて割り当てられます

途中の Cancel で抜けると、最初に叩いた [0,0] の1つだけが残ります。

4隅は同じチャンネル・同じ種類で叩いてください。 違うチャンネルやCC/ノートの取り違えは無視され、次の隅として記録されません。

この一括割り当てはMIDIのパッド専用です。 キーボードやOSCで [0,0] を割り当ててもグリッドのダイアログは出ません。

保存のされ方

割り当てはプロジェクト(.synapse)と一緒に保存されます。 レイヤーの割り当てはレイヤーに、ノードの割り当てはそのノードに、MediaBrowser のグリッドは MediaBrowser に、という形でそれぞれの持ち物として保存されるので、 プロジェクトを開き直せばそのまま復活します。

マシン側(settings.json)に残るのは、無効にしたMIDI入力デバイスの一覧だけです。

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