クロスフェードループ
ループのつなぎ目で「パツン」と切り替わるのを隠す機能です。 クリップの終わりと始まりを重ねて、切り替わりを連続した映像で覆います。
ループ前提で作られていない素材でも、そのままVJで回せるようになります。
使い方
Layer ウィンドウの一番下の列、左端のトグルです。

映像を再生した状態で押すだけで、以後そのクリップのループが滑らかになります。 設定項目はこのトグル1つで、重なり方や長さを調整するパラメータはありません。
重なる長さは「クリップ長の10%」固定です
10秒のクリップなら前後1秒ずつが重なります。20秒なら2秒です。 末尾の10%で徐々に切り替わり、折り返した直後の10%で徐々に戻る、という山なりの動きになります。
短いクリップほど重なりも短くなります。 割合で決まるので、1秒のループ素材では0.1秒しか重なりません。 「効いていないように見える」ときは、まず素材の尺を疑ってください。
再生速度を変えても付いてきます
重ねているコピーは、本編の再生速度をそのまま追いかけます。 Beat Sync で速度が自動調整されている間も、速度ボタンで倍速・半速にした場合も、 継ぎ目の隠し方は変わりません。
なお、重ねているコピー側の音声は常に無音です。二重に鳴ることはありません。
効くのは動画だけです
トグルが働くのは、レイヤーが動画を再生しているときだけです。 画像・Spout / Syphon・NDI・ノードの出力を入れたレイヤーでは、押しても何も起きません (そもそもループの継ぎ目という概念がないためです)。
ON / OFF は素材ごとに覚えます
このトグルの状態は、クリップごとにライブラリへ記録されます。 一度ONにしたクリップは、次に呼び出したときも、別のレイヤーに入れたときもONで始まります。 レイヤー側ではなく素材側の設定だと考えてください。
Beat Sync の拍数も同じくクリップごとに記録されます(初期値は4拍)。
ONにしたのに効かないときは、クリップを呼び直してください。 映像の読み込みが終わる前にトグルを押すと、重ねるコピーの準備が始まらないことがあります。 もう一度そのクリップを Media Browser から割り当て直せば、 記録済みのON状態のまま作り直されます。
MIDI
このトグルは MIDI に割り当てられます。やり方は MIDIマッピング と同じで、 メニューバーの Setting → MidiMapping からアサインモードに入ります。
動画
クロスフェードループ オンのとき
クロスフェードループ オフのとき
関連
- Layer — トグルの置き場所と、そのほかの再生操作
- ビートに同期させる — 同じ列にある Beat Sync
- 映像・画像ファイルを読み込む — 素材の取り込みと対応コーデック






