Jog Wheel の出力を受けて、選択したレイヤーの再生をジョグで操作します。Delta / Ring Delta / Touch をそのまま挿すのが基本の配線です。コントローラーが無くても、ノード上のホイールを横にドラッグすれば同じ操作ができます(WidgetPanel の Node View に置いても同じ)。
3つの状態
| 状態 | いつ | 動き |
|---|
| スクラッチ | 上面に触れている間 | 再生を止め、回した量だけ再生位置を動かします。1周で Sec/Rev 秒ぶん進みます。端まで来たら反対側へ回り込みます |
| 惰性(Coast) | 手を離した後 | コントローラーがまだ回転信号を送っていればそれに追従し、途絶えたら Ramp 秒かけて元の再生速度へ近づけ、揃ったところで再生を再開します。投げれば投げた方向に惰性で回り、逆向きに投げれば巻き戻りながら戻ります |
| ナッジ | 触れていない間 | リング(と、触れていないときの上面)の回転速度を Nudge 倍して再生速度に上乗せします。手を止めると元の速度に戻ります |
- 離した瞬間の速度が小さいときは惰性を作らず、すぐ再生に戻ります
- 惰性中にもう一度触れるとスクラッチに戻ります
- ナッジ中に LayerSpeed などから速度を変えた場合は、その値を新しい基準にします
- スクラッチを始める前に再生していなかった場合、離しても再生は始まりません
- 再生を再開した直後に現在位置へ一度シークして、音声と映像を合わせ直します
ポート
| ポート | 内容 |
|---|
| Layer(入力) | 対象レイヤー。Layer Select から繋ぐと、接続中はノードのドロップダウンが無効になり配線が優先されます |
| Delta(入力) | プラッターの回転量(周)。Jog Wheel の Delta を挿します |
| Ring(入力) | リングの回転量(周)。Jog Wheel の Ring Delta を挿します |
| Touch(入力) | 上面に触れているか。Jog Wheel の Touch を挿します |
| Position(出力) | 対象レイヤーの再生位置(0〜1)。未選択のときは0 |
パラメータ
- Sec/Rev(初期値1.8)— ホイール1周を何秒ぶんの再生にするか。1.8秒は 33⅓rpm のレコード1周と同じです
- Nudge(初期値0.5)— ナッジの効き。回転速度に対する速度上乗せの倍率
- Ramp(初期値0.3)— 惰性が元の速度へ戻るまでの時定数(秒)。長くすると惰性が伸びます
対象レイヤー
ノードのドロップダウン(先頭は None)、Layer 入力ポート、WidgetPanel / MIDI / OSC からの layer の指定で選びます。グループレイヤーは対象にできません(選んでも未選択になります)。対象レイヤーを削除すると未選択に戻り、Position は0になります。
動画
入力ポート
| Port ID | 型 |
Layer | LayerRef |
Delta | float |
RingDelta | float |
Touch | bool |
出力ポート
スクリプトから設定可能なメンバー
| パス | 型 |
deltaInput | float |
ringInput | float |
touchInput | bool |
secondsPerRev | float |
nudgeGain | float |
rampSeconds | float |
Synapse Apps(スクリプティング)
await synapse.modules.create({ type: "LayerJogWheel" })